ハイスクール・シーフ



作戦開始(1/6)




次「ここか‥‥‥」


前に調べた今回の予告状を出した場所を監視する場所をオレは訪れた。


次「さて、そろそろ作戦を開始するかな」



――――――――――



蒼「さてと‥‥‥そろそろ行こうかな」


蒼埜は学校が終わって、赤井警部に呼ばれた監視室と今回のセキュリティの確認に行こうとしていた。
蒼埜は素人探偵として事件をいくつか解決したことがあった。
彼は自分の頭脳を誇っていた。現に蒼埜は学校でもトップの成績だし、運動だってすべてのスポーツはレギュラーは取れるほどできる。
そんな彼がプライドをズタズタにしたのは、ある事件で出会った5人の高校生だ。


蒼「今回は来ないよな‥‥‥」


亀山 彰はそんな蒼埜よりも勉強ができた。それはまだ許すことができた。
勉強は努力をすれば誰でもできるようになれる。
だが、彼が自慢だった推理で負けたことがプライドを砕く大きな理由だった。


蒼「永田 駿一‥‥‥」


どこにでもいそうな普通の高校生――特別頭が良いわけでも、運動ができるわけでもない。
それなのに自分よりも上を行く推理力を持つ駿一に、嫉妬してる自分がいた。


- 11 -

前n[*][#]次n

/132 n


しおりを挟む




⇒作品レビュー
⇒モバスペBook


編集


戻る