2次元彼女
★アキバは楽園でした。(1/4)
貴史が視えないならまだしも…
う〜ん……
答えが出ないまま眠りについた…………
それから しばらくは悶々とした日々が続き自分の必要性を考えていた…………
♪♪〜♪〜♪♪♪〜
携帯が鳴り ディスプレイをみると貴史からであった。
俺「おぅ!どした?」
貴史「あっ!…うん…
実は…美咲ちゃんの様子が…」
俺「わかった。それじゃ今から向かうわ。」
貴史「ゴメンね!」
俺「いいって いいって!」
アパートに着くと貴史が外で待っていた。
俺「よっ!何があったんだ?」
貴史「うん…なんか表情が暗くて…僕が聞いても『大丈夫…』…ってしか言わないんだ。」
俺「う〜ん…
何か思い出したのかもな。
よし!俺が聞いてきてやるよ。」
貴史「頼む…」
そう言うと貴史は歯がゆそうに言ってきた。
俺「きっとお前に心配かけたくないんだよ。」
そう言って俺は貴史の部屋へと向かった。
部屋に入ると美咲ちゃんはベッドの上で膝を抱え体育座りの格好で座っていた。
確かに元気が無くテレビのノイズみたく体がブレていた。
精神的に不安定なんだな…
ソッと美咲ちゃんに近づき話しかける。
俺「こんばんわ♪」
美咲「こんばんわ。大樹さん…」
俺「どうしたの?貴史が心配してたよ?」
美咲「ゴメンなさい…
ちょっと……」
美咲ちゃんは申し訳なさそうな表情で謝ってくる。
俺「あぁ…いいよ いいよ。
それより……何か思い出した?」
美咲ちゃんはコクリと頷いた。
俺「何処まで思い出したか教えてくれるかな?」
静かに頷く。
美咲「大体は……思い出しました……」
俺「そっか。
んじゃ、とりあえず何からしたい?」
しばらく考え込み美咲ちゃんが出した願いは……
ある程度 俺の予想の範囲内で誰しもが思う事であった……
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