………
グジュ…
「う゛ぁっ…痛っ…」
脇腹を見ると、ナイフが刺さっていた。
『俺ね、橘さんのこと好きだったんだ。
でも君は復讐に夢中で、俺のことなんか全く見てくれなかった。
俺は四六時中、君を見ていたというのに…。』
なん…で…
一ノ宮…くん…?
ズボッ…
「う゛っ…」
グジュッ…
「あ゛ぁっ…」
一ノ宮くんはわたしの脇腹に刺さっているナイフを抜き取ると、
今度はわたしの中心にそれを突き立てた。
『さぁ、一緒に眠ろう?
ミカチャン…』
そして、わたしは暗闇に落ちていった。
橘さん…
暗闇の中で、ケンタクンのわたしを呼ぶ声が聞こえた気がした。
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マエ::ツギ