七夕の夜は寂しい夜でした

7月7日 ( 1 / 9 ) 



 
「好きです、付き合ってください。」



少し前にナンパされた男の子に告白された。



その男の子は私より身長も小さいし、
年だって一つ下。




正直、付き合うつもりなんてこれっぽっちも思ってなかった




でも、どうしてだろうね…



君の笑顔が眩しくて、


あの日、出会ったことが運命なんじゃないかって思っちゃったんだ。




ーーーだから、




「こんな私でよければ…よろしくお願いします。」





ーーなんて言っちゃったんだ。





その後の君の笑顔はさっきよりも眩しくて




私の汚れた心を綺麗にしてくれた気がした。







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