ぎゃぐりずむ。
[その幸せは一生もん](1/50)
愛奈の結婚式が近づいて来た。
相手はどんな奴だろうなー。
なーんて俺はぽけ〜っと考えていた。
あの、花火大会の後も
智香との関係は相変わらずで
特に近づくことも遠のくことも
なくて、変わりない毎日を過ごしている。
〜〜〜♪
[着信:智香]
あれ?電話だ。
りおん
「もしもし」
智香
「もしもしぃっね〜聞いて!」
あ、少し変わったところがあるんだった。
りおん
「どしたー?」
智香
「今日ね恋愛運が一位だったよーっ」
りおん
「おー、良かったじゃないか。モテモテだな。」
(他の男に関わって欲しくないがな。)
智香
「そうそう!でね、昨日恋愛小説で〜…」
とまあ、こんな風に
恋愛に対して熱心になってきているけど…
そういったもので恋愛を知るんじゃなくて
自然に知ってほしいと…
最近の悩みだ。
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