それから一ヶ月後事件は起きた
龍)「ん?電話?」
それは家からだった
吉)『あっ!龍騎組長!」
龍)『それで呼ぶなって・・・で、どうした』
吉)『・・・』
龍)『早く言わないか』
『姉さんと組長が自殺しました・・・』
龍)『な、なに?!』
吉)『なので、組長には戻ってきて欲しいんです!』
龍)『俺は嫌だ!』
その時は切った・・・
でもしつこく電話は掛かってきて
龍)「はぁ・・・」
颯)「どうした」
龍)「電話がしつこくて」
颯)「なんの?」
龍)「親が死んだみたいでそれで戻ってきて欲しいという電話」
俺は止めて欲しかったんだと思う
一緒に対策を考えて欲しかったんだと思うでも、颯人の答えは・・・
「行けば?」
はぁ?!なんでそうなるんだよ!
龍)「分かったよ行けばいいんだろ!」
颯)「何キレてんだよ」
龍)「別に!」
俺はイライラしながら荷物を持ち家を飛び出した