よそよそしい肌色




簡単にあなたは私に触れてくる

こっちの気持ちに

気付く余地も持たずに

無邪気で

時々、繊細で

美しいあなた







きっとね、一生近くにいられると思う

だってわたしとあなたは親友だから



でもね

あなたが結婚して、子どもが出来て

幸せな家庭を築いていくのを

わたしはただ見るだけ

そうきまってるの






あなたの柔らかく白い腕が

他意なく絡められるたび

悲しくなる

どうしたってあなたを手にいれることはできない

だから、一部くらい

あなたを抱いてみたかった










例えば

枕になってあなたの頭部を手にいれた夜

なんてことが

夢でもいいから起こって










女の子を愛した女の子の独白



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