◇５君の仲間(1/1)
先生｢園長がああなってしまった以上、まともなのは他の先生達だけね｣
児童達『わあわあ！キャーキャー！』
先生｢(ん？どうしたのかしら)｣
先生｢ほらほらもうお昼寝の時間！みんなお布団戻って！｣
女児B｢先生！お外の犬が中にはいろうとしてる！｣
先生｢え！？｣
犬｢ガウウウゥ…ワンワン！｣
先生｢……！(わ、私犬苦手なのにっ！)｣
先生｢大丈夫よ、せ、先生が追い払ってくるから！みんな中にいなさい！｣
シュパッ
5歳児｢あんたは下がってな！俺が行く！｣
先生｢！だめよ５君、危ないからやめなさい！｣
犬｢ヴヴヴゥヴ…ガウガウ！｣
児童達『きゃああああ！』
5歳児｢お前が説得の通じる馬鹿なら……、こうはならなかったが。俺の仲間達に噛み付くつもりなら容赦しねぇ……｣
5歳児｢くらえ………ッ｣
5歳児｢ァアアアアンｯパアアアアアアアアアアアンチ！！！！｣
ぺちっ！
先生｢しまった！やっぱり力は5歳児だわ！｣
犬｢ガウガウガウガウ！｣
ガブッ
先生｢！５君！｣
バッ！
5歳児｢ッ！……来るんじゃねぇ！｣
先生｢！？｣
5歳児｢心配すんな…ポケットがヤられただけだ……！｣
先生｢そういう事じゃないの！私はあなたの先生よ！今助けないでどうするの！｣
5歳児｢うるせぇな！！……あんたは俺の…俺達のセンセイの前に……か弱いオンナじゃねぇか！｣
先生｢えっ///｣
5歳児｢あんたが"先生"だって言うなら…俺は、今は…師匠"アンパンマン"だ｣
5歳児｢愛と勇気すら無くしちまったら……この面被る資格なんざねぇんだよ！！！！｣
先生｢ご…５君！///(ｷｭﾝｷｭﾝ!)｣
シュパッ
男児A｢ふっ、その心意気正しく餡蒸餅殿！ｱｯﾊﾟﾚで御座る！｣
女児A｢流石私が認めた男ね｣
5歳児｢なっ…！お前ら……！｣
シュパッッ！
シュハパパパパパッ！
男児A｢拙者も助太刀致す！｣
男児B｢おれもいるよ！｣
男児C｢おれもい(ry｣
男児D｢おれも(ry｣
男児E｢おれ(ry｣
女児A｢犬畜生は嫌いなのよねぇ…｣
女児B｢私もいるよ！｣
女児C｢私もい(ry｣
女児D｢私も(ry
女児E｢私(ry
女児F｢(ry
5歳児｢お、お前らっ……！ｸﾞｽｯ｣
先生｢お前ら落ち着け５歳児軍団！！｣
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