◇５君の弱点(1/1)
ザアアアアアアァ…
先生｢お面モードの豹変ぶりにもだんだん慣れてきたわ……｣
先生｢みんな仲良く楽しんでるみたいだし、まぁ…いいか｣
女児A｢せんせー今日あめいっぱいだねー｣
先生｢風邪引いちゃうから、外出ちゃダメだからね｣
女児A｢はーい｣
5歳児｢……………。｣
先生｢(あら？今日は珍しくお面被ってない……)｣
先生｢５君どうしたの？今日お面しなくていいの？｣
5歳児｢うん……。だって…かぶったら俺アンパンマンだもん…｣
先生｢う、うん。けど大丈夫じゃないかな？それプラスチックでしょ？｣
5歳児｢……………。｣
スチャッ
5歳児｢うわああああああああああああああ！！｣
先生｢！？｣
5歳児｢か、顔が、俺の……俺の顔が緑色に浸蝕されてええうあああああああ！！｣
先生｢５君！？５君しっかりして！大丈夫！？｣
5歳児｢………はっ！す、すまん……。…師匠の首がカビて落ちていったあの夜を思い出しちまって……｣
先生｢なにその設定｣
5歳児｢ｸﾞｽｯ……ちくしょう…顔が濡れて力が出ねぇぜ……｣
男児A｢拙者も同じで御座る｣
女児A｢わからなくもないわね｣
児童達｢がんばれ５君｢がんばってー！｢僕もわかるよ｢わたしも！｢おれも！｢みんななかまだよ！｢５君なかないで！｣
5歳児｢ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ…おめぇら…！｣
先生｢全員おやつ没収｣
5歳児｢！？｣
女児A｢！？｣
男児A｢！？｣
児童達｢！？｣
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