忘れないで…東日本大震災

★地震発生 ( 1 / 1 ) 



 私達は3月1日高校卒業した
今日はみんな進学が決まり遊ぼうと前々から約束していた日

12時30分に駅近くに待ち合わせしてお店でお昼を食べながら得意のガルズトーク東京、神奈川、千葉、仙台みんなバラバラだから
進学する前に会えるのは最後だった
12時頃までそこで他愛もない話で笑いあった


プリクラとりに行くことになりみんなで移動した


みんなでプリクラに
落書きをしていたとき
14時46分地震は起きた


始めは小さな揺れ
みんないつもみたいに
すぐおさまると思ってた
「地震だね」って言いながら…

しかし、いつもと違ってた収まるどころか
揺れは次第に大きくなる一方で立っていられなくなりました
そのうち電気は消えてプリクラ機やいろんな物が
動いたり倒れ始めた
回りは悲鳴や泣き声がとびちった
私達は避難しようとしたが恐怖のあまり友達の一人がを抜かしてしまった
薄暗い空間に数十分間取り残されたが揺れが収まったと同時にどうにか避難できた
外に出ると信号機が消え駅には寒さをしのぐためにたくさんの人達が集まっていた


家に帰ろうと電話をしても電話もwも届かず
1時間後ようやく電話がつながり、またみんな予定が合う15日にまた遊ぶ約束をして解散になった
「今の服装で同じ化粧で、プリクラ再チャレンジ」って笑いって話ながらバイバイした
この時はまたすぐに友達と遊べると思ってた

この時すでに津波が来ていたことも知らずに…
家に帰ると地震で屋根のかわらが全部といっていいほど落ちており雨が降りだす前にシートをかけたり復旧作業におわれてた
電気、水は使えなかった
だから、津波が来ていることは私の家族は誰一人知らなかった

夕方薄暗くなってきた時
親戚が車で私の家に避難してきた

大きな津波がきた

まさかっ…

親戚の人は足が濡れていて寒い、寒いと言っていた
ストーブたいてとロウソクをつけてできるだけ暖かい空間をつくってあげました親戚は話出した

おらの家まで津波がきたんだ
みんな逃げることに必死で道路が混みあって大変だった
もぉ何もねぇ。

いったい何が周りで起きているのか
その話だけでは想像がつかなかった
その晩
夜になっても水、電気が復旧しなかったため叔父の家に避難した
叔父の家は町中にあったため水、電気が使えた
そこでテレビをつけて見るとそこには、見たこともない光景と大津波が写しだされていた
チャンネルをかえてもかえても津波の映像だった

えっ…
言葉が出なかった
突き付けられた現実は私が思ってた以上に酷いものだった


黒い水
辛そうな被災者
今もなお助けを求める人

ここで始めて
凄いことが起きたのだと実感した



この日は眠れなかった
大きな余震
そさて、原発が危ないというニュースが流れたからだずっとテレビをつけ眠いという感覚さえ忘れテレビに見入りました



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