きみのジャスミン
[ふろふたり](6/6)
セリカは先に洗うのが終わり、
「先風呂はいっていてくれないか?」
そういうと頷いて、湯船に入っていった。
「俺もすぐ洗って、そっち行くから。」
そう言ったが、聞こえていないのか、反応はなかった。
ま、いいか。
5分くらいで俺も洗い終わり、湯船へ向かった。
「ごめんな、のぼせちゃってないか?」
「だいじょうぶ…」
でも、だいぶ顔が赤くなっていた。
「いや、上がろうか。」
そう、俺が言うと、
「まだ……」
と、止められた。
「そうか…」
そう話してから、3分程…
セリカの顔がどんどん赤くなっていった。
もう、ヤバいだろ
「上がるぞ。」
「う、うん…」
今度こそ、出ることが出来た…が…
脱衣所に向かう途中、セリカはふらついていた。
「ほら、捕まれ。」
俺は腕を出した。
すると、
「あり…がと…」
そう言って、腕を掴んだ。
そのまま、脱衣所に向かって扉を開けかけた時…
セリカに止められた。
「どうした?」
そういうと、
「…だめ…」
何故だ?と思い、開きかけた扉の向こうを見ると…
─!?
一樹と…咲乃さん?
何をやっているんだ?
男同士で…
「だめ…みたら…」
そうセリカに言われたが、
何故か目が離せなかった。
咲乃さんは下で仰向けに、一樹はその上にまたがって、咲乃さんの身体を触ったり、舐めたりしていた。
「かずま…だめ…だめだよ…」
そうセリカは俺に言っていたが、全然聞こえてなかった。
だが、俺たちの事に一樹は気づいたのか、こちらを見てニヤリと笑った。
そして、また、咲乃さんの方見て、口付けをした。
二人から目を離せなくなっていた俺にセリカはシャワーの水をかけた。
「冷っ…」
「かず…ま…?」
俺はセリカのおかげで、目を離す事が出来た。
「あ、ありがと…」
だが、俺はこちらの処理もしなくては…
とりあえず、タオルで下半身を隠した。
1分くらい経つと、一樹と咲乃さんが何事もなかったように、浴室に入ってきた。
「あれ?和茉くんに…セリカ?一緒にお風呂入ってたんだね。」
咲乃さんは俺達が見ていたことに気づいてないのか、何事も無かったように話した。
「セリカが僕以外の人と……和茉くん、すごいよ!」
「いえいえ、そんなことないですよ。」
と咲乃さんと話していたら一樹が、
「バッチリ見たか?」
と、コソッと話しながら、俺の下半身を見た。
俺は下半身を誤魔化しながら、
「あれって、どういう!!」
「ま、あれも勉強ってことで!」
そう、俺に言って、
一樹と咲乃さんは洗い場へ行った。
「俺達も行こ。」
「うん…」
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