Obsidian
[Purologue](1/2)

真っ暗な廊下の先
シリウスのように光る光

あの光にいけば・・"

どれくらい時間が経っただろうか
どんなに走ってもたどり着けない

待って”

ふいに肩を掴まれる
瞳が赤にも緑にも見え、金髪で、右目が髪に隠れている女性が立っていた

そっちに行ったらダメ”

どうして?私は早くここから出たい
手を振りほどき光に向かってまた走り出す

行っちゃダメ!そしたらあなたは・・あなたは・・・”

光が大きくなってきた

これで・・やっと・・”

途端に足もとが崩れ落ちる
そして私も落ちる
最後に見えたのは上の方で笑うあの子

だから言ったじゃん、そっちに行ったらダメだって。あなたは・・・なんだから。”










- 1 -

前n[*]|[#]次n
/317 n

⇒しおり挿入


⇒作品レビュー
⇒モバスペBook

[編集]

[←戻る]