キセキ(腐黒バス編)
[再び](1/1)
「僕の気持ちを勝手に…決めないでください。」
「テツ…」
僕は泣きながら青峰君に叫んでいた。
「僕も……君が好きだ……。君達がバラバラになってしまった時……怖かった。
君達のバスケと僕のバスケが…違う物だってわかった時……僕はこのチームに存在する意味が……ないんじゃないかって……」
「テツ……そんなことっ」
「だから…本当に君達が僕を必要としなくなった時……それがみんなとのお別れだって思ったんです……。」
「だから……俺らの前から消えたのか…?」
「はい……。でも、それが…その行動が…君を苦しめてしまったんですね…。」
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『テツ……もう、何処にも行かないでくれ。』
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「僕も…君と離れてしまって…絶望してしまった…。だから……たぶん一緒なんですよ…。君も…僕も。」
「……テツ。俺達はまた、元の関係に戻れるか?」
「何言ってるんですか…誰も別れたなんて言ってませんよ。」
「テツっ!」
青峰君と僕はぎゅっと抱きしめ合った。
「僕は…君の笑顔が見たかった。
………おかえりなさい。青峰君」
「ただいま……テツ。」
僕らはまた、スタート地点に立ちました。君をもう、悲しませたりしない。
俺も離してなんてやらねぇーから!!
囁き合い。ぼくらは熱く深いキスをした。
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