キセキ(腐黒バス編)
[再び](1/1)
テツ!テツ!…何処に居る?
俺はテツを探して走った。
もう、学校に帰ったろうか。
俺は誠凛へ向かった。
−−−−−−−−−−−−−−−−
「ハァハァ…校門は…閉まってるか…体育館も明かりついてね〜し。もう、家か……。」
あそこ…行くか。テツとの場所…。
俺は諦め半分で…ストバスへ向かった。
ダムッ ダムッ
ん?誰かいんのか?
ガッ!!バタッ
!??ちょっ、待てスゲ〜音したんだけど
俺は音のした方へ歩み寄った…
えっ…お前…。
「テツ……」
「あ、青峰君?なぜ、君が…」
テツも突然の俺の登場に驚いたようで…目を見開いて固まっていた…。
テツテツテツテツテツテツ…。
「テツ…。」
俺はテツに駆け寄り抱きついた。
「あっ、青峰君!??くっ、苦しいですよ。」
テツの言葉も聞こえない。
俺はテツをぎゅぅっと抱きしめ続けた。
「や、離して…青峰君…」
テツは小さく抵抗している
「テツ…行かないでくれ…。
俺を置いていくなよ…」
ポタッ
「青峰君…泣いてるんですか?…」
「クソっ…好きだ…。今も昔も好きなん
だ…俺から離れて行ったのは分かってる…でも、でも、やっぱりテツが居ないと…俺ダメだ…空っぽなんだよ…何もかもが…景色から色が消えたみたいに…」
「青峰君…僕…」
「もう、お前が火神とデキてるのは知ってる…でも、俺は諦めきれねぇーんだよっ!テツ!」
ちゅっ
「っ!?んっ、……んぁっ…あ、おみ、ねくん…まっ、」
「黙ってろ…テツ」
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