キセキ(腐黒バス編)
[再び](1/1)

「テツ…無理だ…」


「青…峰…く」


「やっぱり、俺に勝てる奴なんていないんだよ。俺に勝てるのは…」


俺だけだ…。

青峰君…。



僕の差し出した拳に応えるモノは無かった…。

………………………………………
あれから…。




「青峰君…拳を!」

「テツ…?俺ら敵どうしなんだけど…それに…俺はお前に負けた…。」



「これは、あの時の拳です。まだ、返してもらっていません。」




「テツ…頑固だな…」



そして、僕は彼と拳を合わせた。
これで、前に進める…。
でも、だからって前の関係には…



きっと彼は望まないだろう…。

でも、伝えたいんだ。僕はっ





………………………………………

「ダイちゃん?どうしたの?さっきからずっと携帯見てるけど…」

「さつき…すまね。ちょっと俺用事あるから」





「はぁ〜?ちょ、ちょっと!ダイちゃん!!今から学校戻るんだよ!!先輩方に迷惑…って聞いてないし。」










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