俊亮の親戚が失踪しやがった
  必死の矢先 (1/20)


智美が退院し、川原と共にその足で警視庁に向かった。

どうやら本格的に捜査を開始するそうだ。

その頃俊亮は家にいると、インターホンが鳴った。

その直後、ドンドンとドアを叩く音がした。

「俊亮くん!いる!?」

高めの声に聞き覚えがあった。

俊亮「インターホン鳴らした意味がないっすよ(苦笑」

ドアを開けると多島かすみがいた。

かすみは広恵の高校時代の同級生で同居人であり、学年は違うものの同じ大学。

四天王とは関係ないけど、オカルトマニアのため、よく事件に関して会議に入り、アドバイスをくれたりする。

かすみ「広恵が…ずっと帰ってこないんだけど…!」

どうやらかすみは事件について何も聞いてないようでかなり動揺してた。

俊亮「…何も聞いてないっすか?」

かすみ「何か知ってるの?!大丈夫なん広恵は?!」

かすみはV系やゴスロリ趣味なものの、今日はスウェットを着ていたところを見るとそうとう焦っている。

俊亮「事件に巻き込まれたんすよ…涼香と一緒に…青野さんも波崎さんも…」

かすみ「…今広恵たちの安否はわかる?!」

俊亮は今にも泣きそうなかすみの顔が見られなくて下を向いて首を横に振った。

かすみ「そんな…!」

俊亮はまだ冷静でいなければならないのだが、一般人のかすみからすると相当不安を抱えている。

俊亮「今、隆博と二人が残されてもう1人仲間がいるんで…3人でどうにか…」

かすみ「…もう1人の仲間…?」

俊亮「かすみさん、今はみんなの無事を願っていてください。今回の事件は危険すぎます。何か知ってるだけで狙われる可能性もありますので…」

かすみは下唇を噛んで頷くしかなかった。



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