秘蜜の花園
[薔薇の滴](1/5)
どれだけ時間が経過したのか全くわからない

女達の狂喜に犯され私の脳は考える事をやめてしまった

ドレスの女は女達の奉仕に満足したのかいつの間にか消えている

私は脚の戒めを解かれ、女達に連れられて部屋を後にした

ガチャン

何も考える事なく足を踏み入れたのは広い浴室だった

ふんわり薫る薔薇の匂い

たっぷりお湯を湛えた湯舟には色とりどりの薔薇の花

女達に促され湯舟に浸かるとザーッと感情が動きだした

何で私はこんなところにいるの?

頭がクラクラするほどの強い薫り

百合の甘い麻薬のような匂い



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