纏われの薬指
[〈 02 〉: 輝く薬指](2/18)


昼休憩になり、私は優希と伊達ちゃんを引き連れ社員食堂へ向かった。



「胡桃さん食堂って珍しくないですか!?えっ!?今から何が行われるんですか!?あっ!食事か!てっへーー!」


伊達ちゃん、多分これから毎日だよ」



エレベーターの壁にもたれかかる優希は、腕を組んで呆れたような顔でそう言った。



「ままま、毎日ですか?」


「うん、そう。ねー、恋する胡桃ちゃん」


「はいー!!!!」



眼鏡を少し上げて瞬きを何度もする伊達ちゃんに向けて、再び優希が口を開く。



「奥宮さん、昼飯はいつも食堂だからさぁ」


「なるほど!」


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