カワイイあの子の裏の顔
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目立つのが苦手で、1軍の子 とは無縁な、2軍育ち。
自分の階級とか、そんなの楽しく平和に生活できればそれでいいと思っていたけど、
1軍の内部事情や悪口を聞く度に
1軍とはなるべく関わりたくないと避けてきた。
高校生にあがると、有名なアニメでさえももれなくオタク≠ニして扱う厄介な1軍の集まりができて、
私は、肩身の狭い思いで好きなものを好きでいた。
クラスに私のような子がまだまだいたおかげで、密かに楽しめたり、友達もできて一安心だったけど、
「山野井なにそれ?
やば、ウケる
アニメオタクじゃん」
と、言われる度に、どうして好きなものを好きでいちゃいけないんだと、
反論したい気持ちでいっぱいになって。
特に、私の激推しである莉玖くんグッズをカバンから取り上げて見世物にされた時は、殺意しかなかった。
……けど、弱気だし、何も言えないあたしは返してと言うばかり。
「こら、マナ
人のものは取り上げちゃダメでしょう」
「え〜ヒナコでもさ〜」
そんな中、彼女だけは、乃木さんだけは、1軍なのに、あたしを助けてくれた。
あたしが 怖い と思う1軍女子から、意図も簡単にものを返してもらって、
「ごめんね、山野井さん」
と、自分がしたように、何度も何度も謝ってくれ、あたしを囲んでた1軍女子を誘導して、どいてくれた。
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