カワイイあの子の裏の顔
[8](9/9)
鈴と2人ではしゃいでいると、後ろから輝くんの声がした。



ぱっと振り返ると、田崎くんと一緒にいる。





「鈴ちゃん彼氏さんのお迎えでっせ〜」


「一ノ瀬くん何そのノリ……」


「あら〜?
鈴さん照れてますやん〜」


「ヒナコまで?!」





たじたじに照れながらも、鈴は田崎くんの隣にいく。



自然と輝くんと隣に並び、ニヤニヤしながら鈴と田崎くんを見つめた。





「2人のジャマはできませんなぁ輝くん」


「そやなヒナコさん〜」




そういうと、田崎くんは苦笑しながら鈴の手をとり、ありがとう、と言って歩き始める。


鈴はものすごく顔を真っ赤に染めて、小さくあたしに手を振って田崎くんと先に帰っていった。






「…………輝くん、」


「ん?」


「さっき、鈴にカミングアウトして、女子に悪口言われて大丈夫?て聞かれて思ったんだけどさ、」


「ん?」





輝くんは、あたしの顔をのぞきこんでくる。





「悪口いう女子眼中にないし、もはやあたしの裏はなくなったし


自分のこと言えてスカッとした
何より鈴がいてくれて、今も友達でいられて、本当に良かった」




そうやって笑っていうと、輝くんは安心したように笑みをこぼし、あたしの髪の毛をぐしゃぐしゃにしてきた。





「お腹すかない?
何か食べ行こうぜ」


「行く!行きたい!
ラーメンとかは?」


「可愛げねーなー
けどめっちゃ食べたい」


「可愛げ求めないでください〜
早く行きましょ輝くん」


「おー行きますか」












カワイイあの子のの顔、


それを受け止めてくれた


大切な友達の話。







To be continue



- 102 -

前n[*][#]次n
/117 n

⇒しおり挿入


⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?

[編集]

[←戻る]