奴隷溺愛主

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今日、
ついにあの日がやってきた。







































ウェノンの父親が帰ってくる日である。























「奴隷は皆外の噴水まで集合しろ!!」


ウェノンの実質右腕である、
司書タニジマが奴隷を集める。





これから行われるのは、
奴隷たちが傷つかないようにするための
いわば作戦会議である。


「…まず、性奴隷たちは絶対に表へ出るな。」

ウェノンが飼っている性奴隷は、5人。
フィネル , ケルロ , フォト , コノン , ジグル

「いいか、絶対に、絶対に
表へ出てくるなよ。
下手したら教われるからな。
代表者は、フィネルだ。」

「は、はいっ」


「次、戦闘系統の奴隷は いつも通り
ウェノン様を護衛しろ。
ただし、キャノル。お前は性奴隷たちと
一緒に表へ出てくるな。」

戦闘用奴隷は、確か20人くらいいたか…

と、タニジマは咄嗟に思い出すのだが、
いや 確か前に数人買ったのか?
だが…

と、ロディが口を挟む。

「タニジマさーん、確か30っすよ!!」

「…ム…、分かった。次 口を挟んだら…」

「わかってますよっ、」

笑みを崩さないロディが、
戦闘系統奴隷代表の一人。

もう一人はアバズとなった。

「最後に雑用奴隷だが…」

雑用奴隷は、ジュライ 一人しかいない。

「…お前は、いつも通りしていろ。」

「はい。」

こうして、作戦会議はウェノンの父親が
くるギリギリに終わったのであった。



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