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フィネルと申します。
担当は、ウェノン様の性奴隷です。
もちろん、最初の頃は奴隷といえども抵抗がありましたが、
一回交われば、なんということはありません。
それに、奴隷というのは主に指図も何も出来ないのです。
性奴隷は、主に触れられる・触れるという点では特別な奴隷かもしれませんね。
「っは…ぁ…、ウェノン様…っ!!ぁ…っ」
「ん?どうした、フィネル?」
「っ…っ、そこは…っ、あ──…」
───…
その夜も…、
私はウェノン様の為に喘いだ。
昔、ウェノン様に聞いたことがある。
「何故、私がウェノン様の性奴隷に抜擢されたん
ですか…?」
と…。
そしたら、
「フフ、気になるのか…?」
*美しさ・エロさを表現できない*
美しく、少しエロティックに微笑んで
ウェノン様はこちらを見据えた。
「っ、…気になります。」
素直に言えば、私を愛しそうに見て口を開いた。
「…私は、フィネルのその声に惚れたのだ。
その綺麗な透き通る声。
その声を私の下で喘がせることを想像したら
堪らなくなってな…。」
そう言って、微笑んだ。
とても…、とても綺麗だった。
──…
目が覚めると、隣には半裸状態で寝息をたてているウェノン様。
程よくついた筋肉。
端麗な寝顔。
整った寝息。
私は、もう…、
この人なしではいられない魔法に掛かってしまったのだろう…。
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