.第十八章 さやかの死 1/12
その日、僕はヘリコプターが何機か上空を飛び交う音で目がさめた。
爆音ともいるくらいのすごい音だ。
(どうしたんだ?)
僕は窓を開けて外を見た。
見ると上空を3機ほどのヘリが飛んでいて、さらに正門あたりにもひとだかりができていた。
ドアをノックして、優が入ってきた。
「石原様…。お聞きになられましたか?」
「何を?もしかして、この騒ぎのことかな?」
「はい…。さやかさんが…殺されて遺体で見つかったんです。」
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