暗殺依頼は死神に...
[教室の私の居場所...](1/2)
翌日。
普通に起きて、普通に準備して、普通に学校へ登校した。
何も変わらない電車の外の風景を眺めながら...。
...
学校の最寄り駅から足取りが重くなる。
「はぁ...」
ため息をつきながら、学校へ向かう。
誰かと一緒に行くなんてありえない。
だって...私はみんなに嫌われているのだから...いじめられているのだから...。
友達なんて...誰もいない...。
助けてくれる人も...誰も...。
教室のドアを開けても、誰かが声をかけてるれるわけじゃない...。
ただ、そこに待ち受けるのは『地獄』 だ。
中学の頃は、ちゃんと居場所があったのに...高校に入ってから何故か自分の居場所がなくなってしまった。
私はいつも通り、自分の席に座る。
そして、バッグを開ける。
「っ!?」
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