中華街夢通り
[君の気持ちを](1/2)
私は
いつからか
自分の気持ちに素直になれないでいた
そのせいか
こんな変な夢まで見ているのだから
「ほんとに、変なところ…」
目を開けたら学校にいた
制服を着て
てかあれ?
制服を着て学校に居るのは普通だな?
じゃあなんで疑問持ってるんだろ
…あぁ分かった
この教室は誰もいない
いつもならありえない
ありえないんだけど
なんでだっけ…?
まぁいいや
「家に帰ろう」
そう発する必要のない言葉を発して自分の席らしき場所を立つ
私は教室の扉を開いたはずだった
いつもなら廊下が広がってるはず
「どこだろう」
私の目の前には紅くキラキラ光り輝くルビーの様な綺麗な中華街が広がっていた
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