復讐の赤
*[仲間](3/12)



考えてもわからない。



おそらく現実じゃ考えられないことが起こってるんだろう。




………血なまぐさい


腐った臭いもする。




きもちわるい。


吐きそう………。




「とりあえず学校の外へ出よう。」


卯月が提案するとみんなが頷いた。

確かにいつまでもこんなとこにいるわけにもいかない。




……おかしいのはここだけなのだろうか?


……家族は、友達は大丈夫なのだろうか?



いろいろ心配事が頭をよぎる。



「のあ……? 大丈夫?」


私もだいぶ顔を強ばらせていたのだろう。マナに心配をかけている。


「…ごめん。大丈夫だよ!」


私が笑うとマナも少し安心したように微笑んだ。


「行こう。」

私達は前に進む。


この時はまだ知らなかった。
これからさらに残酷なことが待ち受けていることなど、思ってもいなかった。




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