君にだけ。


 ▼はつかれ<渚> (1/2)








相沢 渚。
高校二年生にして
初めて彼氏ができました。

可愛くないし
性格さめてる私。

そんな私の彼は

「俺のこと好き?」

だなんて質問を
よくしてくる。

「え…と…。」

あなたの前でだけは
なかなかうまく
言葉がつながらない。

きっとそれは
緊張してるせい。


もう、キモさ越えてる。


「渚〜おはよ!」

私に寄ってくる咲。
私が彼氏できた
って言ったときに
一番驚いてたっけ。

「あ、おはよ。」

「も〜クールだな〜(笑)
  優ちゃんにもそうなの?」

って笑ってくる。
優ちゃんって……
優也のこと?か。

付き合いはじめてから
「優也って呼んで。」
って言ってきたから
優也と呼ぶようになった。

はじめはすごく
とまどったけどね。

優也も私のことを
渚って呼ぶようになって
なんか、不思議な感じ。

「べつに。いつも通り。」

「ふーん。やっぱり?
  そんな気がしてたー。
  彼氏にかわる女は
  嫌われやすいからさ!」

にっこり笑った
咲の笑顔を見て
一瞬ひやっとした。









私、かわってるかも…






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し お り
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