大好きな君と、もっと…
∇彼と彼女の甘い夜 1/7
────────────────────







そのまま、恭平の家に連れてこられた私は、恭平に聞いた。



「なんで知ってるか?璃子が電話してきた」



璃子ちゃん…



心配かけちゃったもんね、あとで連絡しなきゃ…。



「でも、俺も色々ごめん…」

そう言って、私を抱きしめる。


恭平の腕、久しぶりだ…



「私も勝手なことして、ごめんなさい。

これのためだったの…」



カバンの中からチョコを取り出して、恭平に渡す。



「これ…」


「チョコなの!!作り方を教えてもらう代わりに、お店手伝ってたの」


「俺に?」



コクンッ―――…

首を縦に振って返事をする。




- 42 -
────────────────
←前次→
────────────────
☆栞☆
/74 n
────────────────
────────────────
⇒作品レビュー
⇒モバスペBook
────────────────
────────────────
←戻る