のたうち回る夢
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彼のためじゃなくなった私生活。
携帯のカレンダーアプリを開いた、
「私たち結構デートしていたんだな」
彼の名前だけ書いてある日は、彼に会う日だった。見てみると付き合ってから別れるまで週3つ彼の名前が書かれてあった、2年間付き合っていた割に最後あたりも意外にも会っていたのだ私たちは。
ちゃんと私は彼と共に生きていた。
待ち合わせ場所に向かうまで想いを馳せて、会えたことを喜び合ってはすぐに手を繋いだ。見つめあって、キスをしたり、もっと欲しがって触れ合ったり。たまには喧嘩したりしたが二人とも素直な性格だったのかすぐに謝って、許して元に戻るまでのスピードは周りのカップルより短くて、私たちは仲直りが上手な二人だと自負していた。そんな風に一緒に過ごしていた瞬間も彼の心は私から離れていた。そういえば微笑み返してくれる回数減ってたし、ラブホテルから出る前のハグもなくなっていたっけな。こんなことになるまで一人だけでひっそり離れていく彼の気持ちに気がつけなかったなんて。
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