LIFE
[スポーツフェスティバル](1/20)
スポーツフェスティバルが近づくに連れて昼休みや放課後を使ってスポーツフェスティバルに向けて着々と話し合いを重ていく。
(私と拓磨は放課後は任務や訓練があるからほとんど参加出来てない。。)

目まぐるしく毎日が過ぎ去って、
ついにスポーツフェスティバル当日になった。

「あー!緊張する。大丈夫かな?だってもし私が王冠取られちゃったら終わりなんでしょ?責任重大だ

涼馬「俺がその王冠とっちゃうかもよ。」

「もぉやだ〜涼馬に狙われたら逃げれる気がしないもん。」

涼馬「可愛いな。襲えないよ」
今はまだスポーツフェスティバルは始まっていない。

Sroomで開始までゆっくりしていたら涼馬がからかってくる。

私の王冠は、青色。

王冠と言っても手のひらくらいの大きさで頭にちょこんと乗せてあるだけ。どこかのテーマパークに売ってそう。。

王様以外の人の帽子は青色をベースとしてる。
みんながそうじゃなくて、縦割り班で各々帽子と王冠の色が違う。

帽子を取られた者は体育館のモニターで観戦。
相手の帽子を取ったら自分のベルトにはめる。

超能力可能ゾーンと不可能ゾーンがあって不可能の方が大半を締めてる。だからみんな超能力者をそこに行かせる作戦を立ててくるし、その人の能力を把握してて完璧に追い込む作戦を立てたり自分達で能力を上手く使って戦う作戦を立てたりしてる。

暴力は禁止、超能力でもサイコキネシスやテレポートで直接帽子を取るのは禁止。

ルールを確認しながら準備をしていたら放送が流れた。

-ピンポンパンポン

『おはようございます、それぞれ帽子、お姫様は王冠を着用しましたか?では、各自移動を始めて下さい。あと30分後の10時から始めます。健闘を祈ります!』

よしっ、じゃあ作戦で決めた場所行ってくる。拓磨行こう」

悠「作戦ってどこ?気になる。」
悠が興味深々に尋ねてくる。

「それは秘密。悠は敵だもん。負けないからね。バイバイ」
Sroomを出て、会議室Cに向かった。

廊下に出るといつも以上に騒がしかった。

縦割り班で同じTシャツ着たり、同じメイクをしたり各々で楽しんでいる。

かという私はノーメイクでただ普通に体操服をきている。腰まである髪の毛も下ろしたまま。


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