クリームハニィ
・[不思議の国のハニィ](1/7)
「……………着いちゃった」
学校が終わり、重い足取りで
烈さんがいるMAGICに向かった。
ここら辺では、有名なサロンだっかから
迷うことなく行くことができた。
普通に入るべき?
もしいなかったらどうしよう…
入る勇気が出ず、立ちすくんでいたらドアが開いた。
「ちゃんと来てくれたんだー。いい子いい子。」
私服に着替えている烈さん。
とってもオシャレ。
不覚にも、カッコいいって思ってしまった。
「こっち」
と手招きされ後をついていくと
1番奥の席に座らされた。
お店のスタッフの人たちから
挨拶されて、し返していたら
髪の毛を切っている男の人から
「頑張ろうね」と言われた。
………何を頑張るんだろう。
「髪の毛切ってる人が店長の横山さん。
じゃあ、始めるよ。」
「わかりました。」
烈さんはニコニコしながら、
あたしの髪に魔法をかけていった。
解けることのない魔法を…。
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