彼女は特別な吸血鬼

1/15 サッカー大会




俺は、どのくらい寝ていたんだろう?

「今何時ですか?」

「朝4時くらいかな〜」

「マジすかっ!?」

俺、長い時間気を失ってたんだな

「先輩はどこですか?」

「彪流なら、自分の部屋にいるはずよ」

「そうですか。んじゃ、俺 先輩の
ところに戻りますね」

フラッ

「おっと、大丈夫か?」

なっなんなんだ
体に力が入らない・・・
頭がクラクラする

「パパさん・・・大丈夫です。
少しフラついただけなんで」

「嘘を言うな。
君は、今、貧血状態だぞ
血をかなり吸われたからな」

「貧血ですか・・・」

俺、貧血になるの初めてだ
こんな感じなんだな

「俺が連れてってやろう」

よいしょっ、と言うのと同時に
体が浮いた

「パッパパさん///下ろしてください
恥ずかしいですよ」

俺は、パパさんにお姫様抱っこを
されていた



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