初めては、ワンナイトから。
[03.出会う翌日](1/10)



ガラス張りの窓から
差し込む光が眩しくて

目にギュッと力を込めてから

そっと、開けていく




………ん〜、」



寝ぼけた視界が
だんだん鮮明になっていくと


頭の下に敷かれた
サクヤさんの逞しい腕が目に入る


これ、いわゆる
腕まくらですよね


腕、痛く無いのかな?
と思いながら身体を起こそうとすると


片方の手は腰を掴んで強く
引き寄せられていて
近くて、離れない



ううっ、」



サクヤさんの腕の力、強すぎて
唸る声が漏れる



サクヤさん、寝てる、


睫毛なっが、え、なっっが


あんなに整えられていた
黒髪がぴょんぴょん跳ねていて


なんだか、子どもみたいで。


ふふっと自然に出た笑い声

ぽんぽんと、跳ねている部分を
優しく撫でる

なんでこんな乱れてるの
と頭をひねると




そうだ、私、昨日__________…




「うわぁぁ……




サクヤさんに
初めて、貰ってもらったんだ


ゆっくりと思い出すと
急に恥ずかしくなって隠れるように


自分の胸がサクヤさんの胸板に
ムギュっと押しつぶされるくらい
ギューっと抱きしめる




……やばい、」



このヒトは
なにもかも本当にやばかった



だって、あの行為に
愛なんてあるはずないのに



時間をゆっくりかけて

丁寧な動作で 私を気遣って

快感と甘い刺激が堪らなくて







めちゃくちゃ
愛されてる気になった




他の人が彼女ヅラしたくなるのが
分かる気がする


いや、しないけど、絶対しないけど!
もう会うことはないし
これっきりで、一度きりだし


でも、そう思うくらい
サクヤさんとの昨日の夜が
甘すぎた。








おはようございます!ふうです!
Twitter始めちゃったので、おしらせします!
昨日の更新で書こうかなって思ったんですけど
絶賛甘々シーンでしたので邪魔くさいかなっと
今も邪魔くさいと思うんですけど(笑)
後々覚えてたら消しますね
みなさんの意見をたくさん聞きたくて、
もし良ければよろしくお願いします!(^O^)
そして、しおり挟んで読んでくださってる皆様が
心の支えです〜〜、、いつもありがとうございます!
最後までよろしくお願いします(*^^*)

ふう @foooo_mbsp
o4つです、フゥゥゥゥって感じです笑

2019/10/08




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