初めては、ワンナイトから。
[01.午前0時](1/19)
キラキラした街並みに位置するホテル
ほろ酔いで、気分も高揚してて
ギシッと音を立てならが軋むベッドの上
激しく重なる影が、2つ
「ん…っ、ぁ」
「“ミカ”、かわいいよ…ッ」
大きな鍛えられた身体に
腕をそっと回すと、
カレはビクッと身体を揺らした瞬間に
その長くごつい綺麗な形をした指先で
一段と私のナカを掻き回した
「はぁっあ、さく、やさん…っ」
「…あぁ、もういい?」
返事も待たずに
グッとはいってくるサクヤさん。
下腹部に来る痛み、に少し顔を歪めると
「大丈夫、全部、俺に委ねて」
サクヤさんがそう言ったのち
快感の波が押し寄せてきて自然と腰が浮く
「あ、やっ、おかしくなっちゃ、ぅ、」
「_________“ミサ”」
一緒に絶頂に達する時に
カレにしがみついて
全部が初めての感覚で、それに夢中で、
本当の名前を呼ぶ声なんて聞こえなかった。
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