青春の坂道〜もうひとつのstory〜【完結】

膽君と僕](1/23)
春、僕の思い出と共に、娘が母校に入学して高校生になった。
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青春の坂道〜もうひとつのstory〜


僕が高校を決めた理由は単純で、文化祭で見た応援団の先輩がカッコよく見えて、あの団旗を持ちたい。
それが理由だった。

入学式が終わってクラスが決まり、教室へ行くと名前の順に席が決められていた。
担任は何の特徴も無い男の教諭でがっかりしたのを覚えている。

応援団に入るつもりで決めた学校も、憧れの先輩が卒業して部員は6人に減ってしまい入部する気が無くなっていた。




不満もあった学校にも慣れてきた頃、相澤という女の子が紙切れを机の上に置いた。

(安藤恵美ちゃんが岡崎君のこと好きだってさ)
綺麗な文字で書かれていた。
(結構モテるじゃんオレ)
そんなことを思いながら恵美を見た。


賑やかで友達の多い優しい女の子だった。


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