to be continued…
[エピローグ](1/5)
ーーーーーーキナティアの死後、私は彼の遺言通り、棺に私の小説を入れて、そして…彼の家族の写真も入れて、火葬した。

小説は何年かかけて書き上げ、一冊出来るごとに彼のお墓に供えた。

本好きな彼のことだ。きっと、楽しんでくれていることだろう。

どうせなら、これ、出版してみようか。

そんな馬鹿なことを考えてみたりしながら。

私の1865746回目の人生は、キナティアの死から数年とたたずに、またしても不幸な運命によって、終わった。



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