再開
[2017/Autumn](1/52)
なう(2017/09/03 23:32:43)



静養して、ただ生きて、笑顔でいれるように努力するのはちっぽけな事?鼻で笑っちゃうかな?

ずっと張り詰めた雰囲気があり、誰かが口を開くとそれは必ずと言っていいほどマイナスな事で、不愉快が連鎖するような家と
小さな教室に窮屈に閉じ込められ座らせられ、お経の如く理解の範疇を超えた先生の話を聞かなければならず、人と比較されて弾かれるような学校とに板挟みされた僕。

潰れてしまえばいいのに、
吐いたり倒れたり拒食になったりリスカしたり自殺未遂したりして、もっとずたずたになってしまえばいい。
そうしたら周りもやっと分かってくれる。

自由に生きることを赦して欲しい、 人に迷惑はかけないから。
こんなんだけどね、全部の希望を失くした訳では無いんだよ。
大学には行きたいなあとか、二十歳になって親友と
酒を飲み明かす夜にも憧れる。淡い夢。

夢は決して虚構なんかではなくて、確かにそこにあるのに、
今は少し、頑張る余裕が無いだけなの。
少し休んだら頑張れた、夏休みがそうだった。
でも夏休みでさえ、コップの水がなみなみみたいな感覚で、
新学期がそれをいとも簡単にこぼしていった。
でもね、屑なりに頑張ることは覚えたつもり。

もうずっと、学校のことが頭にこびりついて、嫌で嫌で、どうしようもなく苦しくて自分を責めて、何度も責めて心の中で殺してる。
解放されたらどれだけ楽だろう、この大事な青春期を、僕はこんな風に過ごしてしまった。ずーっとだよ。
誰も赦してくれない、世の中は厳しい。






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