修学旅行の夜〜男子高校2年D組御一行様〜
[たんぽぽの間](1/94)


「田中って チンポ、デカいよな。」


修学旅行最後の夜ー。

同室五人でたわいのない話をしていたら、なんの脈絡もなく、津田が言い出した。


俺は 飲んでいたコーラをブッと吹き出した。

「なんだよ いきなり。」

確かに俺のチンポはデカい。

遺伝なのか、親父のチンポも 弟のチンポも。


つーか 津田の奴、俺のチンポなんて、いつの間に見たんだ?

四人の視線が あぐらを組んだ股に集まったので、 俺は 両手で股間を覆う。


いや。風呂でチラッと見たんだけどよ、多分お前、クラス一デカいぜ?」

したり顔で言う津田。


「おいおい。クラス一って お前、他の奴のチンコもチェックしてんのかよ?」

手嶋。

「まあな。だって気になるじゃん。流石に全員分のチンポは見れなかったけど。千葉とか がっちりガードしてたし。手嶋と徳永のチンポはバッチリ見たぜ?」


「いつの間に...。 お前変態かよ?」

徳永は苦笑する。

「そう言えば、先生たちのチンチンもチェックしてなかった?」

千葉が言った。 真面目でおとなしい千葉が、チンチンなんて単語を使うのが なんか新鮮に思えた。




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