本棚
[Aug](1/3)








何者

著者:朝井リョウ

発行:新潮社



就活対策のために集まった

SNSを駆使するイマドキの

大学生のお話。


達観した観察者でいたい拓人

愛される馬鹿を演じる光太郎

就活生を馬鹿にする隆良

必死に行動を続ける理香

失敗できない理由のある瑞月


表面化でお互いを意識しあい

やがて就活の進捗状況も

教えなくなり、内定者が

出てからは関係が微妙に…



うーん、怖かった!

人間の感情がすごくリアルです。

嫉妬、羨望、焦り…


人と比べて自分が劣ってるって

認めたくなくて足掻くところの

描写がよかったです、共感できて。


あとは素敵な比喩表現が多い!

スーパーで歩き回ったところを

繋いでいけば一人暮らしという

星座ができそうだ、って

言い回しがあるんですが

個人的にすごく気に入ってます。


そのままTwitterとか

出てくるのですごく

読みやすいと思います。

スラッシュでめっちゃくぎって

自己紹介してる奴いるいる〜

みたいなね(´ω`)笑


第148回直木賞を受賞してる

作品です、映画にもなるみたい!


今、意識高い系wwとか

馬鹿する意味で使われることが

多いけどちょっと考えさせられたな〜


あとSNSね、気をつけないと

いけないなって思いました笑

気軽に発信できるからこそね


かく言う私もアカウント

複数持ってます…(´・ω・`)










- 6 -

前n[*][#]次n
/20 n

⇒しおり挿入


⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?

[編集]

[←戻る]