★首(1/3)
935 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・
投稿日:02/12/09 02:03
中世のヨーロッパに、とある医者がいました。
彼は人体の仕組みを調べようとして、法律スレスレの事までやっていたそうです。
しかしある時、好奇心に負けてとうとう法に触れることまでやってしまいました。
それは政府のしるところとなり、彼はギロチン刑を宣告されました。
そして執行日。
彼は友人にこんな話をしました。
「人間は首を切られたら死ぬ。
だが、すぐ死ぬわけじゃない。
ギロチンで落とされた首が生きていたとか、口をきいたという噂もある。
そこでだ、私の首が切られたら、それをよく見ていてほしい。
もし首を切られても意識があれば、私は3回ウィンクをするから」
そしてギロチン刑は執行されました。
さて、首だけになった彼には意識があったのでしょうか。
彼の最期を見届けた友人によると、「1回だけウィンクをした」ということですが・・・
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