RooM 2 感染
[第十章 メモ](1/1)
その時にあることを思い出しました。
先日、老婆が逮捕される時に
老婆は僕を指差し
老婆
次はお前だよ〜狂気を学べ
偉大な言葉は母の口から聞くと良い
その言葉を思いだした。
母が遺体で見つかったときに、
口の中から発見されたメモを思い出した。
僕は警察から返してもらった品の中からそのメモを探しました。
ビニール袋に入った、
そのメモ用紙を僕は手に取りました。
そして、
僕はゆっくりとそのメモを開けました。
そこにはある言葉が書かれていました。
その言葉とは、、、、、、、、!
僕がその言葉を見た瞬間、全てを理解した。
白髪の老婆が白髪の老人から聞いた言葉。白髪の老婆が母に伝えた言葉。
白髪の老婆が黒いパーカーの男に伝えた言葉。
このメモを見て行方不明になった警察官。
僕は全てを理解した。
この偉大な言葉は僕を選んだ様だ。
僕は旅立つ事にした。
この世界の狂気を学びに
二度と戻ることのない、
この場所に別れを告げた。
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