RooM 2 感染
[第九章 歪んだはじまり](1/1)
いつの間にか眠ってしまった僕の部屋に、朝日が差し込みました。
僕は目を探しました。
そして、僕は朝ごはんをつくり
父を起こしに行きました。
悲しみを越えて、
母や妹の分もしっかり生きようと、
今日から新しい一日がはじまる
その決意を胸に
父を起こしにいきました。
理
お父さん!おはよう!
僕は精一杯元気を振り絞り扉を開けた。
その瞬間、
僕の時間は止まった
父が母と同じように、
天井からぶら下がっていました。
僕は膝から崩れ落ちました。
しばらくの間僕は何もできず、
ぼーっとしていました。
その横で突然テレビの電源がはいり
朝のニュースが流れた
テレビのニュースキャスター
本日の今朝方、犬の散歩をしていた男性が川に浮かんでいる物体を発見し警察に通報。
男性2人がロープに包まれて遺体となって発見されました。
その遺体の1人は黒いパーカーを着ており、もう1人は学生風だと言うことでした。
僕はすぐに兄だとわかりました。
そのニュースはまるで、
商店街に流れるBGMのように、
ただなんとなく耳に入り、
頭から出て行く、
そんな感じにしか、
僕には聞こえませんでした。
兄に武はどうやって、
誰に殺されたのか?
それとも、自殺なのか?
もう、何もかんがえられなかった。
悲しみや、切なさは、
不安と恐怖が上手く中和してくれて
おかげで
僕は1人になりました。
誰もいない食卓に5人分の食器を並べて、僕は朝ごはんを食べました。
先日の父の異常行動が理解できた気がしました。
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