RooM 2 感染
[第八章 結末の終わり](1/1)
僕は父を探しました。
何時間も何時間も、思いつく所全て

そして、
駅のうらの公園で父を見つけました。

父は鬼の形相で誰かの上に乗っていました。

僕は我に返りました。

僕は慌てて父を止めに行きました

なんと父の下にいたのは

あの白髪の老婆でした


殺してやる!お前が家族を、、、
許せない!許せない!

僕は父を慌てて止めた。
しかし、
凄まじい力ではね飛ばされた。


止めるな!こいつは許せない!

その時、
うしろから知らない誰かの声がした。
それは警察だった。
警察は一瞬にして父を取り囲み、
父を押さえ込んだ。


離せ!許せないんだ!こいつだけは、頼むから殺らしてくれ!

警察を抑えられた父は大きな声で泣いていました
そして、
白髪の老婆逮捕されていきました。

白髪の老婆は笑いながら叫でいました。

老婆
偉大な言葉を拒否した者は、死神の制裁を受けるがいい ヒッヒッヒ〜

そして、老婆は父を指差し

老婆
お前はいらない

そう、言い放った

次に老婆は僕を指差し

老婆
次はお前だよ〜狂気を学べ
偉大な言葉は母の口から聞くと良い

そう、言い残し連行されていきました。

たったひとつの復讐と言う生きる希望を、
失った父をつれて、僕は家に帰りました。

数日後、警察から電話が入り白髪の老婆が取り調べ中に、急におびえはじめ、突然倒れ込み、そのまま死んだという事でした。

その死に顔は何かを見て、怯えたかのようにショック死していたとの事でした。
警察は理由がわからず心臓発作と断定したそうです。
これで、本当の意味で復讐と言う目的さえもなくなりました。

僕は思った。
母の為にも、
妹の為にも、
父と手を取り合いしっかり生きていこう、復讐なんて忘れて、
母と妹の分も、
しっかり生きていこう
きっとその内、兄も帰ってくるに違いない
そう信じて父と約束しました。

その日は2人で朝まで泣きました。


- 8 -

前n[*][#]次n
/11 n

⇒しおり挿入


⇒作品レビュー
⇒モバスペBook

[編集]

[←戻る]