RooM 2 感染
[第一章 ぱじまり](1/1)
僕は理(さとる)18歳、どこにでもいる普通の高校生。
ぼくの家族は、
21歳になる兄の武(たける)と、
妹の樹里(じゅり)
そして、
専業主婦の母と、
サラリーマンの父親の5人暮らしだ。

これは、あの言葉を知ってしまった僕が、あの部屋に行く前に書き残しておこうと思った最悪最強の話だ。

僕はいつもどおり学校が終わり、部活の仲間と別れいつも通り帰宅した。

すると、

僕の家の前で知らない女が大きな声を出して騒いでいた。

その女は、髪はボサボサで、白髪で
おばさんと言うより、白髪の老婆だった。
その表情は無表情で、目は血走り、誰が見ても普通だとは思えなかった。

ドンドン!ドンドン!

老婆
ここを開けなさい!あなたのために言ってるのよ!名誉ある事なのよ。

ドンドン!ドンドン!

私の言葉を聞きなさい!偉大な言葉を受け取りなさい。
貴方達は偉大な言葉から逃げれない。

母親
やめてください!帰ってください!
偉大な言葉はいりません。間に合ってます!あんまりしつこいと警察呼びますよ!

玄関を無理矢理こじ開けようとする
老婆に母は必死で抵抗していた。


誰だよあんた!
何やってんだ!
そこ、こどけよ!

理は老女の腕を掴み、入口から引き離した。

老女はバランスを崩し道端に倒れ込んだ。


母さん!この人誰だよ!


知らない人よ!駅前で目があっただけで、いきなりついてきたのよ!

どうやら、この老婆は、買い物に行っていた母が、たまたま目が合い、知り合いかと思った母が会釈を交わした所、なぜかついてきたと言う事でした。


理!あなたはいいから、部屋に入ってなさい。

母がそう言った瞬間、
老婆は僕を見て、ニヤリと笑った。

老女
..なるほど..見つけたわ。

そう言うと老婆は立ち上がり、去っていった。


何だよ?あの婆さん?


知らないわよ。
まぁ〜近くの施設から抜けて来たか何かじゃないの!
そんな事より、早く入ってご飯食べましょう。

そう言って、僕と母は家に入った。

僕が家に入ると、兄さんはテーブルについていた。


何騒いんでんだよ!何があったのか?


知らねーよ!帰って来たら玄関で母さんと知らない婆さんがやり合ってたんだよ。


やり合ってなんかないわよ!
スーパーの帰りに、駅前の喫茶店の前に大きな木があるでしょ?そこに、あの婆さんが、こっちを見てたのよ。あまりにも見てるから、知り合いかと思ってっさ。ちょっと挨拶したら、あなたね!きっとそうに違いないって、いきなり腕をつかんできたのよ。気持ちが悪いから振り払って帰ろうとしたら、ずっと、ついてくるのよ。挙げ句の果て家まで来ちゃってあの様よ。偉大な言葉とか言ってたから健康食品化か何かじゃないの?


何それ?ヤバいんじゃないの?警察とかに言った方がいいんじゃないの?

ただの、おかしい婆さんだろ?ほっとけばもう、こないだろ!

あんた達、そんな事いいから少しは手伝いなさいよ。
そんな、話をしてたら、父が帰ってきた。

ただいま〜!

どうやら、父が帰って来た様だ。
ただならぬ雰囲気に父が言った。


何だよ!なんかあったのか?

すると、母が割り込むように言った


変な話しやめなさい。さっさとご飯食べなさい!

その、母の一言で僕らは、たわいもない、普通の日常へと戻った。

その時はそう思った。

しばらくして、玄関のドアが開く音がした。

樹里
ただいま〜お腹すいた〜!

妹の樹里がバイトから帰ってきた。

樹里
疲れた〜!何か食べ物ない〜!

そう言ってテーブルについた。

樹里
そう言えば、さっき入り口に変なお婆さんがいたよ。家の中覗いてたから、声かけたら急に笑い出して、どこかに行っちゃった。怖かったから急いで家に入ったよ。

僕達は驚き、お互いの顔をみた。
しかし、母は話しを遮る様に話しを割った


変な事を気にしないの!早くご飯食べなさい。理!あんたもうすぐ受験なんだから勉強しなさい。


ハイ、ハイ、わかりました。

そして、いつもの様に、いつもの夜が来て、いつもの1日が終わった。
そして、明日もいつもの明日がくる...

はずだった。



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