帰ろっか。


・すきまかぜ (1/1)




ここにしかない
季節の境目で

いつもいつも悲しくなる

冬と春の隙間に風邪をひき
夏と秋の隙間で君を思い出す

夏の日差しを受け継いだ
広く高い空

僕の視線の片隅には

いつも君が笑っていたのに


毎年最初の日には

必ず君がそばにいて
明日からの誓いを立てあっていたのに
曇り眼の冷えた涙は


僕に送るただ一つのお年玉



また今年も僕は
風邪をひき
君を思い出しているのだろう


君はこれからも
変わることなく僕を忘れていくのだろう


忘れることが今の愛なんだよね。


だけど

あとちょっとだけ
風邪をひいてる間だけ
君を思い出していたい


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