●6日目〜とある科学の映画撮影〜 (1/13)
朝から昨日京介から言われた通り公園に藤沢とヒナ、朱希乃を連れてやってきた。ちなみに今日は月曜日で学校はあるが明日の文化祭のための準備に一日使っていいことになっている。
俺たちが公園に着くと数人のクラスの人がいた。おそらく撮影係と役者だろう。
「そういえばヒナと朱希乃はともかく俺たちって何の係なんだ?」
「そういえば聞かされてないわね」
するとコスプレっぽい衣装を着た京介がこっちにやってきた。
「お、やっと主役の登場か」
「京介おはよう。ああ、ヒナたちのことか?悪いなちょっと遅くなっちまって」
「いや、太一と藤沢のことなんだが」
「は?」
「衣装係!セット!」
「サー!イエッサー!!」
「な、なんなの!?」
俺には男の衣装係、藤沢には女の衣装係がまわりを囲んだ。
「…やれ」
衣装係が一斉に襲いかかる!
「うわ!なにすんだ!うわああ!」
「なっ!?服脱がさないでっ!いや!パンツは関係ないでしょお!?」
ばっ! まわりから衣装係がいなくなる。
「な…なんだったんだ今のは」
「!?太一!服!」
「ん?服?」
俺は服を見てみる。さっきまで制服だった服装が何故か『妹☆命』という文字プリントのTシャツにジーパンという服装になっていた。
「なんじゃこりゃあ!?『妹☆命』って!?」
「太一は主役の魔法少女たちのお兄ちゃん役だ。もちろんシスコンのな」
「聞いてなかったんですけど…」
「人生はサプライズ」
「うるさいよ!ってか藤沢も制服から衣装になっているが何役なんだ?」
藤沢も制服から黒いドレスっぽい衣装になっていた。
「あ!もしかして悪役のお姉さんだったり!?いやー実は憧れだったの!」
「いや藤沢、お前は間女だ」
「…はい?」
「シスコンの太一と妹たちの愛の間にいる女の役」
「なにその愛人的なポジション…」
「よーし!撮影係!セット!」
「サー!イエッサー!」
「ちょ!これで始めるつもりか!?台本とかは!?」
「んなもん!本物の役者だったらアドリブでなんとかしろ!」
「ええー!!?しかも逆ギレ!?」
「ていうか間女って設定どうにかしなさいよぉぉお!!!」
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