【題名】
GOTH 夜の章
【作者】
乙一
【発行所】
角川書店
【あらすじ】
森野夜が拾った一冊の手帳。
そこには女性がさらわれ、山奥で切り刻まれていく過程が克明に記されていた。
これは、最近騒がれている連続殺人犯の日記ではないのか。
もしも本物だとすれば、最新の犠牲者はまだ警察に発見されぬまま、犯行現場に立ちすくしているはずだ。
「彼女に会いに行かない?」
と森野は僕を誘う…。
【感想】
「私にも、その表情のつくりかたを教えてくれる?」(P、16から抜粋)
※この作品にはグロテスクな描写があります。ご注意ください。
三つの短篇集になっていて話の内容が合ったときはなるほど!と驚きました。
ここでこう繋がるのか、と。
得に森野の正体を知った時は「僕」の推理力はすごかったです。
私は全く気づきませんでした。
この本はGOTHのリストカット事件を単行本にしニ冊に分けられたそうです。
なのでもうひとつの僕の章があるので楽しみです。