『鶯』と呼ばれた日から…
[僕の猫](1/15)
*天遊





ねぇ、鶯。






いつからだろうね、鶯が自分から僕に触れて来なくなったのは。





飛龍にばかり喉を鳴らすようになったのはいつからだった?






そんな前じゃないと思うんだけどね。





確実に僕は避けられていた。






今まで誰に何をされてもどうでもよかったのに、どうしてだろう、鶯にされることはそうはいかない。






それは僕がおかしいのか、鶯がおかしいのか、どっちか知らないけど、とりあえず僕は傷付く方法を学んだ。







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