夜、街をプラプラしてた私らはホストにキャッチされるようになった
もともとナンパ待ちで夜徘徊してた
“ブス”ってわけでもない私らはいつも何組かに声をかけられてた
ノリがあったら、飲みに行くし
タイプじゃない奴らだったら
冷たくしたり
番号だけ交換して後日合コン開いたりもしてた
けどいつの間にかホストにキャッチされるようになった
ホストに興味がなかったわけじゃないけど、学生の私らには豪遊するだけのお金はない
いつも適当にしゃべって、ホストの時間潰しに付き合ってた
この日もそうだった