ショートヘア。
 幽霊と小説家 (1/2)
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o(U・ω・)U{幽霊と小説家)


「どうして俺の小説は売れないのか……」



「あのぉ、突然なのですが、わたしに小説を書かせてはいただけませんか」



「なんだ、お前は」



「失礼。幽霊です。
生きていたころは小説家でした。どうしても書きたい物語があったのですが、それが完成する前に事故で死んでしまいました」



「……」



「本当ですよ。足がないでしょう?」



「あ、ああ」



「貴方とわたしの作風が似ているので、貴方に頼むことにしたのです。


わたしに小説を書かせてください」



■■■■■■



「おい、幽霊!!あの作品が大賞をとったぞ。これで俺の知名度もあがるな」



「はい。わたしも望みが叶いました。成仏します……………」



■■■■■■



「あの大賞とった小説家、あの作品以外おもしろくないよね。今回出したのもつまらなかった」



「ゴーストライターでもいたんじゃないの?」








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し お り
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