o(U・ω・)U{幽霊と小説家)
「どうして俺の小説は売れないのか……」
「あのぉ、突然なのですが、わたしに小説を書かせてはいただけませんか」
「なんだ、お前は」
「失礼。幽霊です。
生きていたころは小説家でした。どうしても書きたい物語があったのですが、それが完成する前に事故で死んでしまいました」
「……」
「本当ですよ。足がないでしょう?」
「あ、ああ」
「貴方とわたしの作風が似ているので、貴方に頼むことにしたのです。
わたしに小説を書かせてください」
■■■■■■
「おい、幽霊!!あの作品が大賞をとったぞ。これで俺の知名度もあがるな」
「はい。わたしも望みが叶いました。成仏します……………」
■■■■■■
「あの大賞とった小説家、あの作品以外おもしろくないよね。今回出したのもつまらなかった」
「ゴーストライターでもいたんじゃないの?」
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